・相談の内容
内科や脳神経外科で検査を受け異常なしとの結果にもかかわらず、
次のような症状が続いて、生活に支障が出た場合に来院されています。
<何となく不安で落ち着かない>
<いらいらする>
<気分や感情が動揺しやすい>
<一人になると寂しい、悲しくなる、涙が出やすい>
<急に強い不安感や恐怖感に襲われ心臓がどきどきする>
<息苦しくなり過呼吸を生じる>
<特定の人に対してひどく緊張する>
<人ごみや満員電車、飛行機、高速道路、渋滞した道路、高いところ、狭いところで不安や緊張を感じる>
<戸締りや水道、ガスの栓、電気のスイッチなど何回も確認しないと落ち着かない>
<周囲の視線や話声が気になる>
<自分のことが噂されているように感じる>
<意欲や集中力が落ちた>
<急に気分が変わりやすい>
<元気になったり、急に気分が落ち込んだり、変化が激しい>
<新聞やテレビ、自分の趣味に興味がなくなった>
<朝起きがつらい、起きられない>
<学校や職場に行けない>
<人に会いたくない>
<眠れない、寝つきが悪い、寝ついてもすぐに目がさめる、朝早く目がさめる、熟睡感がない>
<眠りすぎる、昼間急に眠たくなる、一日中眠たい>
<頭痛や吐き気、めまいがとれない>
<体がゆれてふらふらする、雲の上を歩いているように感じる>
<食欲がない>
<体重が気になって食べられない>
<いらいらして食べ過ぎてしまう>
<口の中に痛みや違和感がある>
<のどにボールがつかえたような感じがする>
<胃腸をこわしやすい、下痢や便秘が続く、緊張するとトイレに行きたくなる>
これらの症状は自律神経のバランスが崩れて生じたもので、多くの人が経験するものです。短期間で自然に回復すれば治療する必要はありません。回復せずに持続し、日常生活に支障が出るようになると、治療の必要があります。
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